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配列・要素のループ

配列と要素のループ方法を解説します。配列や要素をループさせて処理するということは割りと多いので覚えておくと役に立ちます。

配列のループ

配列をループさせる場合には、$.each()を使います。functionの1番目にインデックス、2番目に配列の値が入ってくるので処理に使うことができます。

var ary = [ "りんご", "みかん", "なし" ];
$.each(ary, function(index, val) {
	console.log(val);
});

このループは連想配列にも使えます。連想配列の場合、functionの1番目でキーを取得して利用することができます。

var ary = { red:"赤", green:"緑", blue:"青" };
$.each(ary, function(key, val) {
	console.log(key);
	console.log(val);
});

多次元配列にも対応することができます。多次元配列の場合、functionの2番目の値が配列で取得できます。

var ary = {
	"国語":{ a:100, b:90, c:30 },	
	"算数":{ a:80, b:100, c:60 },	
	"社会":{ a:40, b:60, c:100 },	
};
$.each(ary, function(key, val) {
	console.log(key + ":" + val.a + "点");
	console.log(key + ":" + val.b + "点");
	console.log(key + ":" + val.c + "点");
});

要素のループ

タグやクラスを指定して要素をループする方法です。functionの1番目でインデックス、2番目で要素を取得するので処理に使うことができます。

$("ul.class li").each(function(i, elem) {
    console.log(i + ': ' + $(elem).text());
});

JQueryでは要素の操作などは一括しておこなえるのでループをおこなう必要はありません。情報の取得などでループさせる必要がある場合は上記のループを利用してください。

//要素の一括操作
$("ul.class li").css('color', 'red');